FW本田圭佑が所属するACミランはホームでラツィオを2-0で下し、リーグ戦2連勝とした。

 前半37分、相手ボールを奪ったカウンターからMFクカのスルーパスにFWバッカがフリーで抜け出し、相手GKとの1対1を冷静に右足で流し込んで先制し、後半29分には相手ハンドで得たPKをFWニアンが右足でゴール左へ流し込んで2点目を奪った。

 ベンチスタートの本田は2-0とリードした後半37分にMFボナベントゥーラに代わって出場。同ロスタイムに中央から右足シュートを放ったが枠を越えた。終了後はピッチ中央からミランの観客へ両手をあげて挨拶。ミックスゾーンでは「お疲れさまです」とだけ言い、コメントを残さず通りすぎた。

 モンテッラ監督は「アウェーで勝った後に今日も難しい相手に勝てた。多少は苦しんだがいい試合ができたと思っている。勝ちに価する試合ができた。これでまた1歩前進した。今後もチームとともに成長していく」と話した。

 ACミランは3勝2敗の勝ち点9でユベントスと並び暫定2位タイ。首位ナポリには1差。