FWハーフナー・マイクが所属するデンハーグが1-1からのPK戦の末、NECを下して2回戦進出を決めた。

 90分を終わって0-0と決着が付かず、試合は延長戦に突入。延長前半15分にNECのMFブラインブルフにPKを決められて先制を許したが、同後半9分、左サイドからのクロスにハーフナーがニアで潰れ、ルーズボールをFWカスタネールが押し込んで同点に追いつき、勝負はPK戦へのもつれ込んだ。PK戦ではデンハーグが5人全員成功し、NEC3番手のDFフォミツホフのキックをGKスインケルスがセーブし5-3で勝利した。

 ハーフナーは120分フル出場したが、PK戦では「監督から『蹴るか?』と聞かれたけれど、『今日はやめとく』と断った」と、キックしなかった。「試合の中であんまり(自分が)良くなかったと思った。多分6番目(のキッカー)だった。勝ちは勝ちなんで、次はまたPKを蹴ります」。

 24日のリーグ戦ではMF小林祐希が所属するヘーレンフェインと対戦する。