オランダ1部ヘーレンフェインのMF小林祐希(24)は、デンハーグのFWハーフナー・マイク(29)との日本人対決に3-0で勝利した。

 しかし、大勝にもボランチでの出場に「陰で貢献するというよりは、目立ってきたタイプ」とコメント。さらに「(トップ下を)虎視眈々(たんたん)と狙っている。ボランチで終わるつもりはない」と、持ち前の強気な姿勢で言い切った。さらに日本代表については「俺は本田圭佑さんを評価しています。W杯で結果を残すのは、どうせ彼ですから」と小林節全開に話した。

 小林の一問一答は以下の通り。

 -今日の試合を振り返って

 (ボランチでの出場に)何度も言うけれど、自分のやりたいプレーじゃない。今まで陰で貢献するというよりも、目立ってきたタイプだから、気持ち的にはもうちょい点を取りたいとか、アシストしたいとか、いろいろ思うところはある

 -自分のやりたいポジションではないと

 俺が(トップ下のポジションを)虎視眈々(たんたん)と狙っているのは、誰も気付いてないでしょうね

 -日本代表でボランチをやれと言われたら

 やりますよ、もちろん。そこから虎視眈々(たんたん)とトップ下を狙うんですよ。俺のためのフォーメーションにさせていくんですよ。誰も今、それに気づいてない。ずっとボランチで終わる気はない。俺が中心になったらトップ下をやらしてくれって(言う)。やれと言われればやるけれど、俺はトップ下だよって。これで負けたら終わるよという中で必死で自分のプレーをいつも通り出せるか、冷静だけど熱く戦える。俺はそこしか考えてない。それが出来たのが本田圭佑です。彼はキリン杯でプレーしてない。この前だって全然いいプレーをしてない。だけどW杯で結果を出すのは、どうせ彼です。それは(胸を触って)ここ(心)が違うから。だから、俺は本田圭佑さんを評価してます