日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツ(ドイツ)が、アウェーでガバラ(アゼルバイジャン)に3-2で逆転勝ちした。

 先発した武藤は前半41分に先制ゴールを決め、3-2とリードした後半39分に退いた。

 武藤が18日のリーグ戦アウクスブルク以来、今季公式戦3点目、欧州の舞台では初ゴールを決めた。0-0の前半41分、自陣左から縦パスが出された瞬間に走り出し、DFビュスマンがワンタッチで流したボールをペナルティーエリア内左で受け、左足で軽く前に持ち出してタイミングを外した後、左足を振り抜くと、ボールはチェックに来た相手DFの胯間を抜け、相手GKが飛びついた左手をかすめてゴールネットを揺らした。

 武藤のゴールで1-0と前半をリードして折り返したマインツだったが、後半12分、DFのクリアミスからPKを献上。これをMFグルバノフに決められ、同17分には相手GKのロングボールからMFゼニョフに左足シュートを突き刺されて勝ち越しを許した。しかし、同25分、右CKから交代出場のFWコルドバが左足で押し込んで同点に追いつき、同33分にはこれも交代出場のMFウツトゥナリがペナルティーエリア左から左足シュートを決めて再び勝ち越した。

 マインツは1勝1分けの勝ち点4で、アンデルレヒト(ベルギー)と並んだ。ガバラは2連敗。