DF内田篤人が所属するシャルケ(ドイツ)が、ホームでMF南野拓実が所属するザルツブルク(オーストリア)を3-1で下した。

 前半15分、左サイドのMFコラシナツからのクロスに中央でMFゴレツカが左足をダイレクトで合わせ、相手GKにはじかれたこぼれ球を自らが頭で押し込んで先制。後半2分にはDFヘベデスの右サイドからのクロスが相手DFチェレタ・ツァルのオウンゴールを誘って2点目を奪い、同13分にも右CKから2度クロスバーに嫌われたこぼれ球を、ヘベデスが右足オーバーヘッドで蹴り込んで突き放した。同27分に失点したが、2点差で逃げきった。

 内田は欠場。南野は0-3とリードされた後半20分から出場した。

 内田は公式戦の連敗を3で止めたチームに「勝ったね! 良かったね。雰囲気が違うからね、ブンデスとは」と喜び、「今日は見ていて、最後に切れないからね。粘れる選手がいると試合はいい」と分析した。南野については「もうちょっと早く出てくればね。ゲームが決まっちゃった感じがあったから」と残念がった。

 シャルケはリーグ戦は5連敗で最下位と低迷しているが、欧州リーグは2連勝の勝ち点6で首位。サルツブルクは2連敗。