日本代表MF香川真司(27)は2日、所属するドルトムントで出場機会を得られず、日本代表でも結果を残せていない現状に「自分自身本当に悔しいし、まだまだやれるのになぜできない」と、不安な気持ちを自身のブログで打ち明けた。

 1日のレーバークーゼン戦で後半26分から、公式戦4試合ぶりに出場したが目立ったプレーはなかった。試合後は無言でスタジアムを後にしたが、その後、ブログに「今日は久しぶりに試合に出場し、ドルトムントの自宅に帰ってきました。自分としては結果を出したかった。ただ、コンディションも良いので、この状態で代表につないでいきたいと思います」と前向きな思いをつづった。

 続けて「代表の事についてもあまりちゃんと話をしていなかったので、自分の言葉で皆さんに伝えたいと思います」と切り出し、思いを吐露した。

 「最終予選が2試合終わり、個人のプレーに自分では全く納得していません。過去を思い起こすと、4年前のワールドカップ最終予選、23歳だったかな。正直10番という番号でプレーする中でもっと上を目指したいと。当時自分自身は怖いもの知らずだったな。と今になり感じてます。2014年のW杯を戦い、自分として悔しさやふがいないに直面し、これからの4年間を2018年のために何をすれば良いのか?本当に悩みました」。

 さらに18年W杯ロシア大会に向けたアジア最終予選についても触れ「ただW杯最終予選を戦う中で本当の意味でプレッシャーを感じているのも事実であり、まだまだ自分の弱さがあったとも思っています。試合が終わり、自分自身本当に悔しいしまだまだやれるのになぜできない。本当に考えさせられました。代表でも、クラブでも」と苦しい胸の内を記した。

 最後は自身を奮い立たせるように「ただ僕はこのままでいたくない。この悔しい思いのまま終わりたくない。そう思っています。日々応援して頂いていることを本当に感じています。いつも応援ありがとうございます」と締めくくった。