韓国がホームでカタールに3-2で競り勝った。

 前半11分、MF奇誠庸(スウォンジー)がゴール左から右足ミドルシュートを決めて先制。同16分にPKで同点に追いつかれ、同45分にも失点して勝ち越されたが、後半10分、FW池東源(アウクスブルク)が右足で押し込んで追いつき、同13分には奇誠庸のスルーパスからFW孫興民(トットナム)がペナルティーエリア左から右足シュートをたたき込んで再び勝ち越した。同21分にDF洪正好(江蘇蘇寧)が2枚目のイエローカードで退場となったが、逃げきった。

 イランはアウェーでウズベキスタンを1-0で下した。前半27分、左サイドからのFKにDFホセイニ(ペルセポリス)が頭を合わせて決勝ゴールを決めた。

 シリアはアウェーで中国を1-0で破った。後半9分、カウンターからの縦パスを飛び出してきた相手GKがクリアしきれず、MFアルマワス(ムハッラク)が無人のゴールに流し込んだ。

 A組はイランと韓国が勝ち点7で並び、イランが得失点差で首位。初黒星を喫したウズベキスタンは勝ち点6と変わらず3位に後退。シリアが勝ち点4で4位、中国は勝ち点1、カタールは3連敗。

 11日はウズベキスタン-中国、イラン-韓国、カタール-シリアの対戦。

 W杯本大会へは各組上位2チームが自動的に進出。各組3位がアジア地区プレーオフを戦い、勝者が北中米カリブ海地区4位と大陸間プレーオフを戦う。