MF小林祐希が所属するヘーレンフェインがアウェーでフローニンゲンに3-0で快勝した。

 小林はフル出場し、前半7分のFWゼネリの先制点の起点となった。小林は「チームの雰囲気も良いし、楽しい。点が取れそうだった。良いところまで来ているんで続けます。(先制点の)あの場面、相手の裏に蹴ってもよかったけど、そこをパスにして、マイボールにするっていうのがウチのテーマ。そういう意味では、チームのやり方とか、選手各個人の良さを引き出せているんじゃないかなと思う。(良いチームになっているのは)多分、俺の影響が相当でかいと思う。ポジティブな発言、ポジティブな行動、ポジティブな振る舞い。常に仲間の良いところ良いところを見つけて、そこを引き出そうとする。喋れないけど喋ろうとするとか、そういう積極的な姿勢を見て受け取ってくれているんじゃないかなと思う」と話した。

 また日本代表に関しては「苦しい試合だったけど(オーストラリア戦で)勝ち点1を拾ってくれたというのは、日本にとってすごい良いこと。見ていて感動した。メディアがああだこうだと言うほど、大きな問題はない。このままただ続けていくだけじゃないかなと思う。そこに自分も食い込んでいかないといけない。また呼ばれることがあれば、あの熱量に押されないような、それを引っ張っていけるようなやる気と勇気と全てを整えていかないといけない。ヘーレンフェインでやらせてもらっているサッカーは全部がプラスになっているので、それを代表に還元したい」と話した。

 ヘーレンフェインは5勝3分け1敗の勝ち点18で3位浮上。