レスターFW岡崎慎司は後半40分からピッチに立ち、欧州CL3戦目で初出場を果たした。

 交代前はタッチラインでしばらく待たされ「どんだけ延ばすねんという感じで思ってましたけどね」と苦笑い。ピッチに入ると、ファーストタッチのトラップの際に勢い余ってスリップしてしまったが、「愛嬌じゃないけど、自分らしいなと思う。そのくらい自分はエネルギーに満ちあふれていると思っているので、恥ずかしい1歩だったけど、ここからが1歩かな」と前向きにとらえた。

 ロスタイムにはペナルティーエリア右手前でこぼれ球を拾いシュートチャンスとなったが、パスを選択した。「シュートへ行ってもよかったが、正直いって僕にはシュートのプランがあんまりなかった。あの時間帯でシュートに行くこと自体がリスクでしかない。シュートを打つなと言われたからシュートを打たなかったわけじゃない。自分の判断」。

 欧州CL出場を果たしたが出場時間は5分プラスロスタイムの3分。「ちょっとでもいいから出たいと思っていたけど、やっぱり出たら出たで何か残さないと。このまま、『岡崎はCL出ました』で終わっても、何も自分の中ですっきりしない。この5分をどうにか10分なり15分なりに変えていく方法を考えていきたい」と先を見据えた。