バルセロナのブラジル代表FWネイマール(24)は、今夏に獲得の打診を受けたフランス1部パリサンジェルマンに移籍するための条件を要求したが、断られて破談となった。25日付のスペイン紙マルカが報じた。

 パリサンジェルマンは、マンチェスターUへ移籍した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(35)の代わりに「クラブの顔」としてネイマール獲得を目指していた。4月にブラジルのサンパウロで、夏にはスペインのイビサ島と、2度の交渉を行ったという。

 移籍交渉の中でネイマールは、年俸3500万ユーロ(約40億3000万円)を要求した。年俸に関しては問題なかったが、さらに過去に納税を怠ったとして税務署に支払う罰金4500万ユーロ(約51億8000万円)の補填(ほてん)も要望。これにパリサンジェルマン側が難色を示して移籍は破談になったという。