オランダ1部フィテッセのDF太田宏介(29)は、オランダ杯2回戦の2部RKCワールウェイク戦でフル出場した。

 公式戦では9月22日の同杯1回戦デ・ダイク戦以来、5試合ぶりに先発。前半から積極的に左サイドからクロスを供給し、精力的に攻撃参加した。試合後は記者に「ジョギングしてきていいですか」と話し、約10分間走った。チームは4-1で大勝し、3回戦に進出した。

 太田の一問一答は以下の通り

 -90分プレーして

 先週、セカンドチームの試合に出させてもらったので。公式戦は1カ月振りでしたけど。準備はしていたし、ずっと。特に体力的なところでキツいというのは全然感じなかったですね。

 -オランダ杯も優勝すれば欧州リーグにつながる

 そうですね。監督がミーティングで言ってたので。やっぱり可能性がある限り目指したいし。1月に来て、フェイエノールト(が優勝)の決勝、それはテレビで生で見ていたから。やっぱり、日本でもタイトルを取ったことがないので。取れるタイトルというか、狙えるタイトルは上に行きたいし。そういうポジティブにやれていますけどね。

 -チームの基盤みたいなものが出来てきて、監督も手応えがあるのか

 と思いますね。僕の代わりに出ている選手とは僕とは全く特徴が違うので。今日なんか特に、ボールを持てるときは、クロスに全然中に入ってくれなくて。合わなかったけど。あれを続けることが大事だと思う。ハーフタイムも中の選手に対して宏介のクロスに(エリア内に)入って行けとかなり言ってたから。監督が。(クロスの質は)良かったと思います。まあ、続けることかなと思います。