サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也(28)の祈りも通じなかった。

 吉田は3日、Jリーグ最終節を前に初の降格危機にあり、運命の一戦を控えた古巣の名古屋にメッセージを送った。

 自身のインスタグラムやツイッターに、自身が所属していた名古屋時代に撮影された豊田スタジアムでのセレモニー後の写真をアップ。「残留することを祈ってます」と書き添えた。

 吉田は名古屋の下部組織で育ちプロになった。大事な欧州リーグのインテルミラノ戦を控えているが、英国から古巣の奇跡の逆転残留へ、パワーを送った。

 しかし、名古屋は1-3ですでに降格が決まっている湘南に為す術なく完敗し、J2降格が決まった。