27日のジェノア戦に1-3で完敗したユベントスの主力DF2人が、ケガで長期離脱が避けられない状況となった。DFダニエル・アウベス(33)は左足腓骨(ひこつ)骨折で3カ月、レオナルド・ボヌッチ(29)は左太ももの屈筋の肉離れで約2カ月、離脱すると伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 その中、4日には6連勝と波に乗るアタランタ戦が控える。アッレグリ監督は「今日は私を筆頭に皆がミスを犯していた。最初の30分は全くピッチに存在していなかった。しかし幸いにも、まだ2位との勝ち点差は4ある。周囲は常に勝つことを望んでいるが、それがかなわない時もある。このような時には、足を地に着けてゼロから再出発しなければならない」と敗戦の弁を語った。

 一方で、同監督は「チャンピオンズリーグでグループ首位になったこともあり、精神的にゆるんでいたのかもしれない」とも指摘した。ユベントスは今季、チャンピオンズリーグ後のリーグ戦5試合で、今回のジェノア戦含めて3敗と苦戦している。(波平千種通信員)