サウサンプトンDF吉田麻也が存在感を発揮した。

 得意のロングパスで先制ゴールの起点になり、試合終盤には相手のシュートをゴールライン上でクリア。「相手のペースになりかけたが無失点で抑えられたのは大きい」と胸を張った。

 リーグ戦では出番が少ないが、1次リーグ突破の可能性を残す欧州リーグなどカップ戦でアピールを続けている。強豪を退けての準決勝進出に手応えも膨らんだ。「今年はすごいチャンス。どこかでタイトルが取れたら最高」と息を弾ませた。