元アルゼンチン代表で現役を引退しているリケルメ氏(38)が、墜落事故で多くの選手を失ったブラジル1部リーグのシャペコエンセへ加入する可能性が浮上している。アルゼンチンのメディアが報じた。

 アルゼンチン代表の司令塔として活躍したリケルメ氏は数日前に「兄弟も友人も自分が復帰することを望んでいる。何が起きるかみてみよう」とコメントしたことから各メディアがシャペコエンセに加入するのではないかと報道した。

 一方で、元ブラジル代表FWロナウジーニョ(36)は、自身のSNSでシャペコエンセに哀悼の意を表明した。現在は無所属も現役引退を表明していないことで、加入を懇願するコメントが殺到している。2人の「ファンタジスタ」が救いの手を差し伸べた場合、現役を引退したばかりの選手や、今季限りで退団する選手にも波及する可能性がある。