エバートン戦でPKを献上したマンチェスターUに所属するベルギー代表MFマルアン・フェライニ(29)に、OBのガリー・ネビル氏(41)が「ばかことをした」と痛烈批判した。4日付の英メトロの電子版が報じた。

 古巣対戦となったフェライニは、1-0で勝っていた後半40分に守備固めとして投入された。だが、ピッチに入ってわずか2分後、ペナルティーエリア内で相手選手を倒してしまいPKを献上。これを決められて、チームはリーグ戦3試合連続の引き分け。プレミアリーグが創設された1992-93年シーズン以降、14節を終えた時点で最低の勝ち点21となった。

 ネビル氏はスカイ・スポーツのインタビューで「彼の起用は、相手がロングボールを放り込むのに対処するものだった。それは理解できる。だが、あいつはピッチに入って、とんでもないばかなことをした」とコメント。モウリーニョ監督を擁護したが、フェライニについては切り捨てた。

 さらに「経験豊富な代表選手として(PK献上は)がっかりだ。モウリーニョ監督を責めることはできない。(フェライニが)ばかなことをしただけだ」と吐き捨てるように言った。

 試合の採点をしている「マンチェスター・イブニングニュース」の電子版では、フェライニの評価を「不名誉」として0点(10点満点)をつけた。