日本代表MF小林祐希(24=ヘーレンフェイン)が18日、オランダのリーグ前半戦を終え羽田空港に帰国した。

 8月に念願の欧州に渡り、リーグ13試合出場で1得点。11月の国際親善試合・オマーン戦では代表初ゴールを挙げた。結果を残した年にも「もうちょっとできた。後悔の方が多いかな」と満足はしていない。

 ヘーレンフェインではボランチを務め、攻守両面でのハードワークを求められている。「前線の個性を生かすことがオレの個性。前が生きるプレーをしていれば勝手に目立つかなと」とチームの勝利のために黒子役を全うしている。加入直後に比べ、攻撃時にペナルティーエリア内に入る回数やシュート数が増えたことを挙げ「攻撃、守備、どちらかでなく全部やらなくてはいけない。全部やるための準備をこのオフにしたい。来年だけでなく、3年後、5年後、10年後と長いスパンで見てる。そのために1つ1つ潰していきたい。今回は無言実行でいきます」と、来年に向けプレー面での進化を予告した。