FW大迫勇也が所属するケルンは、ホームでレーバークーゼンと1-1で引き分けた。

 前半21分、相手ボールを奪ったカウンターからDFソレンソンが右からアーリークロスを入れ、走り込んだFWモデストがワンバウンドしたボールに右足をダイレクトで合わせて先制した。しかし、同44分、相手CKのこぼれ球を大迫が大きくクリアしたが、これを拾われてつながれDFベンデウに同点ゴールを決められた。

 大迫はトップ下でフル出場したが、得点には絡めなかった。

 大迫は「(ドローに終わり)これだけ怪我人がいれば、上出来なほうじゃないですか。交代すらできなかったですからね。ちょっと大変でしたね、最後のほうは」と苦しいチーム事情を明かした。トップ下での出場は「難しさはありますね。自分の良さがFWの良さと、中盤の自分の良さは変わるのでね。やっぱあそこからゴール前に入って行くのは難しい。1月になったら(今ケガしている)選手が戻って来るので楽しみですね。またもう1回自分のポジションでできるんで」と話し、後半戦へ向かって「もっともっと自分が輝けるようにまたキャンプから頑張ります」と気合を入れた。

 3試合連続で1-1の引き分けと勝ちきれないケルンは、6勝7分け3敗の勝ち点25で7位。欧州L圏の6位ドルトムントには2差。