国際サッカー連盟(FIFA)がワールドカップ(W杯)の参加チーム数を現行の32から48に増やした場合、1次リーグを3チームずつの16組で争う方式が最良であるとの報告書をまとめたと23日、AP通信が報じた。

 大会方式が変更となるのは早くても2026年大会から。来年1月10日の理事会で審議される。

 報告書では、新方式なら2018年ロシア大会で見込まれる55億ドル(約6325億円)の収入が2割増し、利益は6億4千万ドル(約736億円)増加すると試算している。一方、32チームによる現行方式が競技の質を保つ上では最良と認め、財政的な理由だけで変更するべきではないとしている。