13連勝で1シーズン最多の連勝記録に並んでいた首位チェルシーが、アウェーでトットナムに0-2で敗れて新記録達成を逃した。

 トットナムは前半ロスタイム、MFエリクセンのクロスボールを身長188センチの20歳MFデレ・アリが、ヘディングで合わせて先制。そのアリは後半9分にも再び右クロスを頭で合わせて加点した。2015年に19歳でイングランド代表デビューを果たした若き才能。ポチェッティーノ監督が「近年のイングランドにおいては、最も重要な選手」と評価するアリが、強敵相手に輝いた。

 13連勝のチェルシーは2001~02年シーズンのアーセナルの記録に並んでいた。攻撃の切り札、MFアザールが前半と後半にそれぞれ絶好機を迎えたが、ゴールを奪えなかったことが最後まで響いた。