第2戦が行われ、この試合に備えて9日にスイス・チューリヒで行われた国際サッカー連盟(FIFA)の2016年の年間表彰式を“どたキャン”したバルセロナが、FWメッシの決勝ゴールでビルバオを2戦合計4-3で下し、逆転で準々決勝進出を決めた。

 アウェーでの第1戦を1-2で落としていたバルセロナは前半35分、メッシのボール奪取からFWネイマールが左サイドからクロス。これをファーでFWスアレスが鮮やかなジャンピングボレーを右足で決めて2戦合計2-2に追いつき、後半3分にはネイマールが自ら倒されて得たPKを右足で冷静に決め、ついに2戦合計3-2と勝ち越した。その3分後に右サイドからのクロスをフリーでDFサボリットにヘディングシュートを決められて同点に追いつかれたが、同33分、メッシがゴールやや左23メートルの好位置で得たFKを左足キック。低い弾道のボールは壁をすり抜け、相手GKの逆を突いてゴール右へ飛び込み、2戦合計4-3と勝ち越してそのまま逃げきった。

 2部アルコルコンは2部のコルドバを2戦合計2-1で下した。Rソシエダードはビリャレアルと1-1で引き分け、2戦合計4-2で8強入りし、アラベスはデポルティボと2戦合計3-3となったがアウェーゴールで準々決勝へコマを進めた。