アジア・サッカー連盟(AFC)は18日、今季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)から昨季王者の全北(韓国)を除外すると発表した。2013年に韓国Kリーグで起こした審判員への買収行為のため。聯合ニュースによると、全北はAFCの裁定を不服として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えるという。

 全北は昨年、所属するスカウトが審判員への贈賄で有罪判決を受け、Kリーグで勝ち点剥奪と罰金処分を科せられた。国内2位にとどまったがACLを制覇し、アジア代表として昨年12月のクラブW杯に出場した。全北に代わって今季のACL1次リーグH組にはKリーグ3位の済州が入る。同組には、2月7日のプレーオフを勝ち抜けばG大阪が入る。