昨年11月に南米杯決勝でコロンビアへ向かう航空機の墜落事故で選手、監督ら多くの犠牲者を出したブラジルのクラブ、シャペコエンセを支援する慈善試合が25日、リオデジャネイロで行われ、ブラジル代表がコロンビア代表を1-0で下した。

 ロイター通信によると、両代表は国内リーグ所属選手で構成され、スタジアムには1万8000人を超える観衆が集まった。試合前には選手3人を含むクラブ関係の生存者4人が紹介された。

 ブラジル代表のMFジエゴは「彼ら(生存者)は英雄。できる限りのことはしたい」と話した。現地メディアによると、遺族らに少なくとも380万レアル(約1億3700万円)が寄付される。