鹿島MF柴崎岳(24)の獲得候補先となっているラスパルマスが、フランス1部パリサンジェルマンのスペイン人FWヘセ(23)の期限付き移籍による獲得へ前進した。地元紙が報じた。

 パリサンジェルマンは25日、ポルトガル1部ベンフィカから、“ロナルド2世”のポルトガル代表FWゴンサロ・グエデス(20)を獲得したことによって、ヘセの移籍の可能性が高まったという。

 ヘセにはラスパルマスの他にミドルズブラも興味を示しているが、選手本人がイングランドサッカーへの適応を不安視しており、故郷のクラブへ戻ることだけを考えている。

 また、ラスパルマスはヘセの給料の30%負担を受け入れており、選手も20%のカットを受け入れるとのこと。パリサンジェルマンが半額を支払うだけですむことが交渉をスムーズにしているという。

 とはいえ、ミドルズブラがヘセの給料を全額負担することを打ち出しており交渉は簡単ではないという。