酒井宏樹のマルセイユは、アウェーでナントに2-3で敗れた。

 酒井宏は右サイドバックでフル出場し、後半4分の1点目をアシストした。

 今季初めて、得点につながるパスを送った。2点を追う後半の立ち上がり、パイエからの長いパスを追って右サイドを上がると、ゴール前にクロス。ゴミスがこれを合わせた。

 敗戦の後だけに喜びは抑え気味だったが、アシストを渇望していた酒井宏は「パイエが、僕がマークを外したのを見ていていいボールをくれた」と振り返った。「ここまではいい形でつくっていても結果として出ていなかった。やはり海外で外国人枠を使っている者として、目に見える結果を出すのは重要」と控えめに満足感ものぞかせた。