ヘーレンフェインMF小林祐希(24)はホームのAZアルクマール戦に先発、後半43分に交代で退いた。試合は1-2で敗れた。

 1月25日のオランダ杯でヘーレンフェインはAZに敗れており、この日は順位を落とさないためにも勝ちたい試合だった。だが、攻撃のビルドアップはいいものの、相手のプレスに対応できず、なかなかシュートチャンスをつかめない。前半17分に失点し、後半12分にも追加点を奪われた。

 そんな中、後半34分に小林のフィードを起点に得点が生まれた。左のセンターライン付近から小林がロングボールを入れ、FWファンアメルスフールトが頭で落とし、FWグーチャンネジャドが右足でゴール左下に蹴り込んだ。チームは最近3試合得点がなかったため、「1ゴールできたのは次につながると思う」と小林。審判の判定が微妙だった場面も重なり、「4回ぐらいPKかな、というシーンがあってレフェリングに泣かされた部分もあるから、悲観しちゃいけない。次に進んでいかないといけないと思います」と前向きだ。

 リーグ戦2連敗で6位に後退。公式戦4試合未勝利だが、「まだダンゴ状態。1つでも多く勝てるように毎週やるだけ」と話した。