ドルトムントは、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(24)が新陳代謝系の問題でしばらく練習から遠ざかると、発表した。

 2月28日の独紙ビルトによると、バッツケ代表取締役は「短期にどうこう言うものではない」と長引く可能性を示唆。既に数週間前からゲッツェは検査を受けていた。最大の問題は脂肪燃焼系で、ここ数年は理想的な体重に落とすのに苦労していた。

 同紙はスポーツ学専門家のラルフ・オーアマン氏の「ゲッツェが患っている病気が具体的にどういうものかは確定できない。さまざまなパターンが考えられる」とのコメントを紹介。その上で、筋肉のエネルギー循環プロセスを損なう病状が一番可能性が高そうだとしている。

 ただ、この病状は完治できるもの。ゲッツェを批判していた元ドイツ代表主将のローター・マテウス氏も「ハードな一撃だ。だが、いいことはこれで理由がはっきりし、治せることが分かったことだ。背景を知れば、彼のパフォーマンスについて別の見方をすることができる」と話していた。