バルセロナのルイスエンリケ監督(46)が1日、今季で退任する意向であることを発表した。

 6-1で勝利したヒホン戦後の会見で「休養が必要だ。来季の監督をするつもりはない」と爆弾発言。続けて「非常に難しい決断で、熟慮の末の結果だ」と話した。選手には会見前のロッカールームで伝えたもようで、MFラキティッチは「今季を勝利で終え、残りを楽しみたい」と話した。バルメトウ会長は「我々はルイスエンリケ監督の決断を受け入れた。彼は偉大な監督で、成功に導いてくれた」と称えた。

 ルイスエンリケ監督は14-15年シーズンにマルティーノ監督の後任として就任。同年にリーグ、国王杯、欧州CLの3冠を達成。翌15-16年シーズンはリーグと国王杯の2冠に輝き、クラブW杯でも頂点に立った。今季もこの日の勝利でリーグで暫定首位に浮上し、国王杯はアラベスと対戦する決勝に進出。欧州CLも決勝トーナメントに進んで3冠の可能性は残しており、ルイスエンリケ監督は「忘れられない3年間になるだろう」と話した。