バルセロナのルイスエンリケ監督が1日のヒホン戦の後、今季限りで退任することを発表、2日のスペインメディアでは既に後任の候補者が羅列された。

 カタルーニャ紙はセビリアのサンパオリ監督、ビルバオのバルベルデ監督、リバプールのクロップ監督、ルイスエンリケのセカンドコーチであるウンスエの名を挙げている。

 マルカ紙は筆頭候補としてバルベルデを挙げる。理由は元バルセロナの監督であり、今季終了後にビルバオとの契約が切れるが、まだ契約延長にサインをしていないこと。同紙はサンパオリやクーマン、ブラン、オスカル・ガルシア、エウセビオ、フランク・デブール、ポチェッティーノとOBを中心に監督候補を並べている。

 またアス紙はサンパオリを最有力候補としてウンスエ、バルベルデ、クーマンの4人の名前をあげた。ムンド・デポルティボ紙はサンパオリ、バルベルデが有力候補とし、クーマン、アッレグリの名前を出した。

 バルトメウ会長は「契約延長しないことを発表したが、彼(ルイスエンリケ)のこれまでの働き、これからの働きに満足している」とし、「後任については落ち着いて進めないといけない。6月30日まではルイスエンリケが我々の監督だ。7月1日には新しい監督は決まる」とするにとどめた。