ヘーレンフェインの日本代表MF小林祐希(24)は、ゴーアヘッド・イーグルス戦に中盤3枚の中央でフル出場した。

 試合は前半32分に失点。後半20分にフェールマン、同25分はスラフフェールと、途中交代で出場した2人の得点で逆転したが、同44分に失点して2-2の引き分けに終わった。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)

 小林は開始早々、相手肘が顔に当たり出血。ボールのないところでのプレーに「こんなことをやってくる人もいるんだなあって。20試合で初めてですね。ボールないところでいきなりガンってやられたのは。きたねえなと」とラフプレーを振り返った。

 小林の一問一答は以下の通り。

 -もったいない結果

 残念でしたね。でも、逆転できたっていうことは、プラスにとらえていいんじゃないかと思います。悔しいですけど。相手も下位のチームだし、勝ち点3を取らないといけないゲームだったんですけど。まあ、イメージしていたよりもしっかりとパスをつなごうとしてくるチームで。崩されかけたシーンもあったし。ただ蹴ってくるだけじゃなかったんで。もうちょい蹴ってくるかなと思ったんですけど。意外とつないできたので。小さくてすばしこいやつも多かったし。手を焼いた部分はありましたけど。後半は良い戦いができたと思います。

 -前半やられた場面があった

 簡単に裏を取られて。右サイドに振られて、サイドバックとのワンツーのところ、(右サイドバックの)マルツォとうまく入れ替わろうとして、ガチャガチャってなって、相手のところにこぼれて裏を取られたんですけど。人がそろってて、取れるチャンスが何回もあって、やられたので。足りないですね。優勢に進めていたのに、あれで焦っちゃってってなるので。

 ああいうところを、うまさを見せてマイボールにするというのは、もちろん大事だけど、しっかりクリアするところはクリアとか。ハッキリしたプレーも大事なのかなとは思いました。特に立ち上がり。マイボールにしたいけど、無理に狭いところでマイボールにするというよりも、しっかりとクリアなのか、一回全員が戻れるようにするとか。それは、個人戦術なので。1人1人がイメージしてやらないといけないことかなと思います。