ACミランの日本代表FW本田圭佑(30)が実質的オーナーのオーストリア2部SVホルンが、国連とタッグを組む。
国連の掲げる取り組みに賛同し、14日からユニホームの胸(ホーム、アウェー両方で)とホームスタジアムの看板に国連が掲げる「世界を変えるための17の目標」のロゴをつける。
13日にクラブを運営するHONDA ESTILO株式会社(本社・大阪府)が発表した。
クラブのユニホームの胸と看板の広告枠を提供することを決めた理由について発表資料では「SVホルンという小さなサッカークラブですが、国連が掲げる“目標”に向けてアクションを起こすことで、世界をよりよく変えるために少しでも多くの人を巻き込んでいきたいと考えています」と説明している。
実質オーナーの本田は昨年6月に世界中の子どもたちへの質の高い教育普及の手助けする役割「グローバル・アドボケイト・フォー・ユース(青少年のための国際的支援者)」を、国連傘下の「国連財団」から任命されている。
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なお「世界を変えるための17の目標」は次の通り。
1 貧困をなくそう
2 飢饉(ききん)をゼロに
3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
6 安全な水とトイレを世界に
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう