マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督(54)が、古巣チェルシーに0-1で敗れ、試合後に不満を爆発させた。

 マンチェスターUはエースのFWイブラヒモビッチが出場停止で不在の中、前半35分にMFエレーラが警告2枚で退場したことが響いた。10人となったマンチェスターUに対し、チェルシーの決勝点は後半6分。MFウィリアンのパスを中央で受けたMFカンテが右足で強烈なミドルシュートを放ち、これがゴール左隅へと突き刺さった。マンチェスターUもFWラシュフォードがドリブル突破から絶好機をつくる場面があったが、GKクルトワの好セーブに遭い得点にはならなかった。

 自らを「スペシャル・ワン」と称するモウリーニョ監督。ジャッジついては「何も話したくない」としながらも「レッドカードが出る前と出た後で、試合はまったく異なるものになった。オリバー主審はとても優秀なレフェリーだが、4試合で3度のペナルティーとレッドカードを与えられた。それらは変えられない。私は彼の手を払い、おめでとうと言った」と痛烈に批判した。

 チェルシーサポーターからも罵声を浴びたモウリーニョ監督、かつての我が家「スタンフォードブリッジ」で迎えた一戦は不愉快なものとなった。