元イングランド代表のフランク・ランパード(38)の実家に強盗が押し入ったと、23日に英紙サンが報じた。

 同紙によると、強盗の目当ては08年に肺炎で亡くなった母パットさんの宝石だったよう。元サッカー選手で父のフランク・シニアさん(68)は強盗が押し入った際は不在だった。「家の中をめちゃくちゃにされたよ。彼らは明らかに宝石か現金を探していた。でもそんなものはないんだ。偽物の宝石は置いてあったけど、それは持っていかなかった。彼らは何が欲しいのか、分かっていたようだ」とシニアさんは説明した。パットさんの宝石はすでに近親者の手に渡っていることも明かされた。

 関係者は「パットに関わるものが持ち去られなくて、安心していたよ。彼女の死は家族に大きな打撃を与えたし、父親(シニアさん)は今でもその家に住んでいる。強盗の行為は浅ましい」と話した。