ブラジルがMFパウリーニョ(広州恒大)のハットトリックなどで、アウェーでウルグアイに4-1で逆転勝ちした。

 前半9分にFWカバニ(パリサンジェルマン)にPKで先制を許したブラジルは同19分、パウリーニョがFWネイマール(バルセロナ)からのパスを中央で受けると、1トラップから豪快な右足ミドルシュートをゴール右に突き刺して同点に追いついた。後半7分にもFWフィルミーノ(リバプール)のシュートが相手GKにはじかれたこぼれ球を、パウリーニョが左足で押し込み勝ち越した。さらに同29分、DFミランダ(インテルミラノ)のロングフィードにネイマールが走り込み、相手GKとの1対1を冷静にループシュートを決めて3点目を奪い、同ロスタイムにはセットプレーからの2次攻撃でDFアウベス(ユベントス)のクロスをパウリーニョが胸で押し込んでハットトリックを達成して突き放した。

 ブラジルは予選6連勝で9勝3分け1敗として勝ち点を30に伸ばし、2位ウルグアイに7差をつけて首位を独走している。

 南米予選は上位4チームが自動的に本大会に進出。5位チームはオセアニア最終予選1位チームと大陸間プレーオフを戦う。