FW大迫勇也が所属するケルンは、ホームでホッフェンハイムと1-1で引き分けた。大迫は2試合連続のスタメンでフル出場したが、後半ロスタイムの同点被弾につながるミスを犯した。

 ケルンは後半13分、自陣からのDFソレンソンの縦パスを右サイドでDFクランターが受け、走り込んだMFヘクトルにつなぎ、ヘクトルがペナルティーエリア右からクロス。これにフリーで飛び込んだMFビッテンコートが右足を合わせて先制した。

 しかし、勝利寸前の同ロスタイム、相手クロスをDFクランターが頭でクリアしたが、大迫がペナルティーエリア内でこぼれ球をトラップした後、クリアしようとしてピッチに足を取られて滑り、左足キックは空振り。これを奪われMFデミルバイに痛恨の同点ゴールを許した。大迫は3トップの右で先発し、守備にも走り回った。惜しくもGKに阻まれたが、後半32分には鋭いシュートでゴールを脅かすなど存在感を見せていたが、最後の局面での悔やみきれないプレー。頭を抱えてその場にがっくりと崩れ落ちた。試合はこのまま終了。ケルンは勝ち点は1にとどまった。

 ケルンは勝ち点41で暫定6位。ホッフェンハイムは勝ち点55で暫定3位とし、4試合を残して欧州L圏内の6位以内を確定させた。