FW武藤嘉紀(24)が王者相手からPKを獲得した。3試合連続で先発し、2トップの一角でフル出場。貴重な勝ち点1の獲得に大きく貢献した。

 前半3分、武藤と2トップを組んだFWボージャンが先制点を決めたが、同16分に相手FWロッベンの得点で同点とされた。1-1の同40分に武藤がペナルティーエリア内で倒され、貴重なPKを獲得。これをDFブロジンスキが決めて、前半を2-1とリードして折り返した。

 しかし、後半28分に相手MFティアゴに同点弾を許した。その後は得点は動かず2-2の引き分け。残留争いをしているチームにとって大きな勝ち点1となった。

 武藤は前半6分にペナルティーエリア内でシュートを放ったが、相手DFに当たり、ボールはクロスバーの上を通過。同15分にはパスから決定機を作るも、得点にならず。多くの時間を相手に支配されながらもしっかりとチャンスを演出した。後半は防戦一方で守備に追われ、攻撃で目立ったプレーが見られなかった。