インテルミラノDF長友佑都(30)が、アウェーでのフィオレンティナ戦に左サイドバックで先発した。

 前半を2-1とリードして折り返したインテルミラノだったが、後半18分に左CKからDFアストーリに同点ゴールを許すと、1分後にMFベシーノに勝ち越し点を奪われた。さらに同25分にも得点されると、その3分後の同28分に長友は交代となった。試合終盤にFWイカルディが2点を奪いハットトリックと孤軍奮闘したが、4-5で敗れた。インテルミラノは勝ち点56の7位。2試合連続の先発となった長友だったが、見せ場はつくれなかった。

 ピオリ監督は「後半は私のチームではなかった。何が起こったかを知り、対策を考えなければならない。説明できない『ブラックアウト(記憶喪失、機能停止)』が起こった。メンタルの面で何かが起こった。最後まで最善を尽くさねばならない」と話した。(西村明美通信員)