右膝の十字靱帯(じんたい)を損傷し、引退説が報じられた、マンチェスター・ユナイテッドFWズラタン・イブラヒモビッチ(35)が24日、自身の公式フェイスブックで引退説を否定し、力強く復帰を誓った。

 イブラヒモビッチは、20日の欧州リーグ・アンデルレヒト戦で負傷した。23日付の英紙タイムズ電子版など複数メディアは、重傷で引退の可能性もあると報じていた。

 それを受け、イブラヒモビッチは、両足の写真をアップしつつ、次のようにコメントした。

 イブラヒモビッチ まず最初、応援と愛をありがとう。知っているとは思うけれど、ケガをしたので、しばらくサッカーから離れることになる。全てを乗り越えて、強くなってみせる。前にも、片足だけでプレーしたことがあるし、問題ない。1つだけ、確かなことは、引退を決めるのは俺自身で、他の誰でもないということ。引退なんて、選択肢にない。また、すぐに会おうぜ。

 マンチェスターUの関係者は、イブラヒモビッチの右膝の前後の十字靱帯(じんたい)が損傷していると証言。復帰までに9カ月から1年要するとしており、30代半ばという年齢からも、復帰は厳しいとみられていた。