ＡＣミランの日本代表ＦＷ本田圭佑（３０）の所属事務所「ＨＯＮＤＡ　ＥＳＴＩＬＯ（ホンダ　エスティーロ）」の米カリフォルニアのグループ会社「ＨＯＮＤＡ　ＥＳＴＩＬＯ　ＵＳＡ」が南カリフォルニアで運営するクラブチーム「Ｆ．Ｃ．　Ｇｏｌｄｅｎ　Ｓｔａｔｅ　ＳＯＬＴＩＬＯ」から、Ｕ－１７（１７歳以下）米国代表が選出された。２５日、同事務所が発表した。

　本田が日本と世界に実質的に所有するクラブから、世代別も含め国と地域の代表選手が輩出されるのは初めて。米国生まれのアルトゥーロ・バスケス（１７）は、身体能力を武器に右サイドバックなどで活躍している。

　同クラブは地元クラブとの合併に伴い４月に名称を現在のものに改称。現地では、トップクラスのユースクラブのみに参加を認められている米国サッカー協会の育成組織にも所属している。メジャリーグ・サッカー（ＭＬＳ）のアカデミーのスカウトも注目している環境で技を磨いてる。練習は本田が考案するトレーニングメニューも含め、広大な施設で行われている。

　スポンサーは、繊維専門商社豊島の「Ｔｏｙｏｓｈｉｍａ　Ｕ．Ｓ．Ａ　ＩＮＣ．」が務めている。豊島のグローバルな事業と連携し、今後ユニホームやＴシャツ作成などでも協力体制を敷いていくという。