レアル・マドリードがホームでバレンシアに2-1で競り勝ち、首位バルセロナと勝ち点での並走を守った。

 Rマドリードは前半27分、右サイドからのDFカルバハルのクロスにFWロナルドが中央へ走り込み、相手DFにあっさり競り勝ってヘディングシュートを決めて先制した。後半11分のロナルドのPKは相手GKジエゴに方向を読まれて止められ、同37分にはMFパレホにFKを直接決められて同点に追いつかれたが、同41分、DFマルセロが左からのカットインから右足ミドルシュートを決めて勝ち越した。

 ジダン監督は「2点目を決めなければ今日のように苦しむことになる。だが、チームはしっかりと戦い全力を尽くした。今日、サポーターは勝利に向けての大きな後押しをしてくれた」と声援に感謝。決勝ゴールのマルセロは「勝ち点3に満足しているし本当に難しい試合だった。多くのチームがベルナベウで自分達に一泡吹かせようと乗り込んでくる。だが、それは当然。自分達は気持ちを持って戦ったし、自分達が何者なのかを証明した。レアル・マドリードは偉大なクラブだ」と胸を張った。

 2連勝のRマドリードは25勝6分け3敗の勝ち点81。1試合消化の多いバルセロナと勝ち点で並んでおり、得失点差で2位。