インテルミラノDF長友佑都(30)がホームのナポリ戦にフル出場した。3試合連続の先発となった長友だったが、前半に自身のクリアミスから失点し、チームは0-1で敗れた。

 前半43分、ペナルティーエリア内、クリアしようとした長友は、右足でボールを上にあげ、ナポリFWカジェホンに渡してしまい、それをカジェホンに右足で決められた。

 1点を追う展開で後半ロスタイム、長友はDFダンブロージオのクロスボールからヘディングシュートを狙うが、GKレイナにセーブされた。

 ピオリ監督は試合後「チームの質を見せられる試合ではなかったが、犠牲心、頑張り、そして勝利への再出発への欲求を見せつけることはできた。残り4試合、勝ち始めなければならない。今日の試合は正当だった。我々は最後の正確さに欠けた。まだ欧州リーグの可能性はある」とコメントした。

 インテルミラノは勝ち点56の7位。欧州リーグ圏内の5位アタランタとは勝ち点8差ある。(西村明美通信員)