第1戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)がアウェーでセルタ(スペイン)を1-0で下し、決勝進出へ前進した。

 19歳のイングランド代表FWラッシュフォードが殊勲のゴールをまた決めた。後半22分、自らが倒されて得たゴール右からのFKをキック。左利きのDFブリントがまたいだボールを右足で蹴り込むと、ボールは5枚の壁の一番左の頭上を越え、綺麗なカーブを描いて左のサイドネットを揺らした。相手GKアルバレスは逆方向の右へ動いたため反応が一瞬遅れ、飛びついたが届かなかった。ラッシュフォードは4月20日の準々決勝アンデルレヒト(ベルギー)戦の第2戦でも負傷のエースFWイブラヒモビッチに代わって出場し、延長後半2分に決勝点を挙げチームを救っていた。

 欧州リーグ初制覇を狙うマンチェスターUのモウリーニョ監督は「ポジティブな結果でアドバンテージを得たが、それは小さなものだ」と、第2戦へ向け気を引き締めた。MFエレーラは「セルタに対してクリーンシートで終えることは簡単なことではない」と完封勝ちを喜んだ。

 第2戦は11日にマンチェスターで行われる。