第2戦が行われ、MFアウベスの全得点に絡む活躍でユベントス(イタリア)がホームでモナコ(フランス)に2-1で競り勝ち、2戦合計4-1で2大会ぶり9度目の決勝進出を決めた。

 第1戦で0-2とされているモナコは立ち上がりから激しく攻め立てたが、同5分のFWエムバペの左足シュートはポストに嫌われ、しかもオフサイド。その2分後のFWファルカオのシュートもクロスバーにはね返された。序盤のモナコの攻勢をしのいだユベントスは同33分、GKブフォンの左サイドへのロングスローを起点にカウンターをしかけ、一度戻した後、右からアウベスがクロス。ファーでMFマンジュキッチがヘディングシュートを放ち、相手GKスバシッチにはじかれたこぼれ球を自らが左足で押し込んで先制点を奪った。

 さらに同44分には左CKを相手GKがパンチングではじき浮き球となったルーズボールを、アウベスが芸術的な右ボレーでゴール右に突き刺して突き放し、モナコの反撃を後半24分のエムバペが挙げた1点だけに抑え、危なげなく逃げきった。

 95-96年シーズン以来21大会ぶりの優勝を目指し、レアル・マドリードとアトレチコ・マドリードのスペイン決戦の勝者と6月3日に英国のカーディフで決勝を戦う。