香川真司が所属するドルトムントのDFバルトラがドイツ杯決勝の出場を熱望していると、12日に独紙ビルトが報じた。

 マルク・バルトラは「今週か来週にメンバー入りして、チームを助けられることを祈っている」と話した。目標は26日に長谷部誠所属のフランクフルトと戦うドイツ杯決勝。「バルセロナで勝ち取ったすべてのタイトルの後、ドルトムントでの最初の年にカップを獲得できる」とコメントしたという。

 バルトラは4月11日にチームバスが爆発に襲われた際に手首を負傷し、手術を受けていた。

 10日にチーム練習に復帰し、「僕がここに来て以来おそらく一番大事な瞬間だ。特にああしたことが起きてしまった後には。ボールを見た時にはそれ以外のことは忘れてしまったよ。走って、トレーニングして、守備をして、チームメートと一緒にいられることに、これまでに1度もないほど大きな意欲が沸き上がっているんだ」と話していた。