バイエルン・ミュンヘンDFボアテングが現状に不満を持っていると、12日に独紙ビルトが報じた。

 年間最優秀選手で世界最高のCBのジェローム・ボアテングだが、現在のBミュンヘンの全体的な状況と自分自身の状況に不満をもっている。今季は試合後には取材エリアをコメントせずに通り過ぎることが多い。ドイツ杯準決勝ドルトムント戦ではスタメンを外れ、後半26分分までベンチに座っていた。

 キッカー誌によるとボアテングはカルロ・アンチェロッティ監督とクラブ首脳陣との話し合いを求めている。ビルト紙の情報によると、ボアテングはすでに同監督とルンメニゲ代表取締役に、ドルトムント戦でスタメンを外れたことが理解できないと伝えたという。さらに夏にはホッフェンハイムからニコラス・ジューレが加入することも気になるようだ。ジューレ、ハビマルティネス、マッツ・フンメルスと合わせ、4人のCBで来季に臨む予定だ。

 負傷がちだった今季は11試合728分の出場だけ。ドイツ杯は2試合、欧州CLでは6試合出場している。