-これだけ出ている

 「もちろん出してもらっているのはうれしいし。監督が残ってくれるのは大きいですし、監督がやりたいサッカーはこの2年間で理解できてきたと思うし、その意味ではアドバンテージは来季もあると思うけど、また補強もあると思うし、べべもルベン(ペーニャ)もいるし、難しいポジション争いになってくると思う。でもそれが楽しいところでもある。それを楽しみながら、契約延長の話は気にせず、あともう1年まっとうしたいなと思いますし、延長になれば光栄なことなので、その時に考えたいですね。もし契約延長がなくて、出て行かないといけなくなっても、その時はその時で考えますけど」

 -この監督のもとで成長している実感はある?

 「すごくありますね。サッカーを教わっているというか。戦術面でもすごいし、戦術がこれだけハマるんだなと思いますし、この小さいクラブがすごく上まで行けているというのが、監督のやりたいサッカーと、選手がそれを理解して、チームが一つになっている。このチームでやれているのは自分にとって幸せな事。もう一年あるというのはプラスに考えてやっていきたいと思いますね。いい雰囲気ありますし

 -シーズンも終盤になり本田圭佑がスペインに来るといううわさも出ている。

 「きてほしいな。日本人選手がスペインに来るのはすごくいいことですよね。スペインでもっとやってほしいし、増えてほしいですね。あとはガク(柴崎岳)が頑張ってテネリフェには1部に上がってほしいですね。

 -ギリギリで残留争いしなくていいのはよかった

 「スポルティングの選手は(2部降格が決まって)泣いていましたよ。ピッチで。それ(最後にバルセロナと当たる)はみんなわかっていたので、早めに決めたいという気持ちはあった。(もし残留を争っていたら)最終節に終わっていましたね。カンプノウで。怖いですね」