ベルギーリーグのプレーオフでヘントFW久保裕也(23)が、14日のシャルルロワ戦で移籍後10点目を挙げた。日本人初となる2クラブでの同一シーズン2度の2桁得点を達成。1-1で引き分け優勝の可能性は消滅したが、わずか半年でチーム得点王にも追いついた。

 試合翌日の地元紙も久保の活躍を伝えた。全国紙デスタンダールトは「久保がPKを蹴り込んだ。それも時速112キロでGKペネトーを狙って」と紹介。同じく全国展開するヘット・ラーツ・ニウスも「平凡なヘントは『スシボンバー』久保のおかげで追いついた。日本人は今季10点目を決め(後半3分には)2点目に近づいた。しかし、クロスバーに阻止された」とチャンスの場面も詳細に報じた。