香川真司のドルトムントは20日の最終節ブレーメン戦に3位の座をかけて臨む。

 トーマス・トゥヘル監督は「スタジアムの雰囲気をすごく楽しみにしている。特別な空気の試合になるし、それを感じるだろうね」とコメントしていたと、20日の独紙ビルトが報じた。

 同紙によると、トゥヘル監督にとってはかなりの確率でこの試合がドルトムントでのラストマッチになる。首脳陣との意見の相違が多くなりすぎた。ベルリンでのドイツ杯決勝後に結論が出されるのではないかとみられている。

 後任の候補には元ボルシアMG監督のルシアン・ファブレ氏が挙がっている。ビルト紙の情報によると、現所属のニースは選手に「来季ファブレは監督を続けない」と伝えたと言う。

 トゥヘル監督にとって、大きな成功を収めながら解任目前というのはつらいものだ。同監督はドルトムント在任中、1度もホームでのリーグ戦で負けていない。リーグ3位で終わればシーズンの目標は達成され、ドイツ杯決勝では初のタイトルのチャンスがある。