MF香川真司が所属するドルトムントがホームでブレーメンを4-3で下し、3位を確定させ来季の欧州CL出場権を獲得した。香川はフル出場し、同点弾をアシストするなど勝利に貢献した。

 前半7分に先制されたが、同32分、香川が中央から右足アウトで絶妙のスルーパスを送ると、FWロイスがフリーで抜け出し右足のチップショットで同点ゴールを決めた。さらに42分、FWオバメヤンが技ありのボレーシュートを決めて勝ち越した。

 後半1分、23分にともにカウンターから失点して再び勝ち越されたが、同30分、ロイスが倒されて得たPKを自らが右足で決めて同点に追いつき、さらに同44分にもMFプリシッチが倒されてPKを獲得。これをオバメヤンが右足で蹴り込んで4-3と再逆転に成功した。このゴールでオバメヤンは31得点となり、レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)を抜いて得点王に輝いた。

 また、この試合でバス爆発事故で負傷したDFバルトラが復帰し、フル出場した。2年間ホームゲームで無敗だったトゥヘル監督は「信じられないぐらい感動的な最後だった」と話した。

 3位を争っていたホッフェンハイムはアウクスブルクと0-0で引き分け、勝ち点は62。勝ち点を64と伸ばしたドルトムントが3位を決めた。

 ドルトムントは27日にドイツ杯決勝をフランクフルトと戦う。