第2戦が行われ、MF小林祐希が所属するヘーレンフェインはアウェーで1-2で敗れ、2戦合計2-5で敗退。来季の欧州L出場権を逃した。

 ベンチスタートの小林は、前半45分に左MFファンアメルスフォールトが負傷したため交代出場した。

 小林との一問一答は以下の通り。

 -今日もベンチスタートだった

 小林 納得してくれって言われても難しいですよ。一番大事な時に外されているわけだから。疲れていたってプレーできる。

 -ずっと先発ででやってきた

 小林 ある意味屈辱だったけど、後半45分で、やっぱり祐希だなって、多分わかったと思うんですよね、みんな。誰が普通にプレーできるか。グラウンドに入ってみたらなんにもプレッシャーはないし。

 -後半になると動きが変わりました

 小林 0-0もしくは勝ってたらステイって言われるんだろうけど、今日はもう行くしかなかったから、アレだけ前に行って。多少後ろを捨てても言われなかった部分もあると思うんですよ。だけど、日頃からあれくらいやっちゃってね。残っているやつらが、じゃあお前が戻れよって言うくらいのスタンスでいた方がいいのかなって、最終戦で分かったんで。来シーズンの入り方が、ちょっとイメージしやすいというか。分かるかな。もしここでプレーするとしたらね。未来は誰も予想できないんで。俺も何が起こるか全然わからないですけど。

 -今季を振り返って

 小林 もちろん悪い時もあったし。凄い良い時もあったし。1点しか取れなかったとか。アシストできなかったっていう悔しいところもあったし。でも、30試合出れたとか。怪我1回もしなかったとか。対人が強くなった、ヘディングも競り合えるようになった。成長した部分はいっぱいあったんで。それがなんか凝縮された45分間だったなっていうのは、感じたので。自分としては、なんかスッキリしていますね。

 -来年は気持ちとしてはヘーレンフェインで

 小林 もちろんここで出来る環境があるんだったらここでやるし。レベルアップするんだったらレベルアップするし。もしかしたらいらないって言われるんだったらどこかに行かないといけないし。それは、俺だけで決めれることじゃないんで。いろんな状況、いろんな兼ね合いで決まることなので。8月31日まで、3カ月あるでしょ。それは何も予想できないですよ。もちろんここに帰ってくるつもりで準備はしますけど。もちろんパワーアップもするし。ひとつわかったのは、まあ、ヘーレンフェインで試合に出ていても代表でスタメンは取れないということです。そこだけはわかりました。

 -それを越えるレベルがないと駄目ということ?

 小林 彼らの所属チームを越すチームでスタメンで出ていないと、俺はワールドカップには行けない。ということがわかりました。

 -でも、目標がワールドカップということは、自ずとやるべきことは

 小林 変わってきましよね。まあ、楽しみにしておいてください、色々と。